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成年後見・高齢者の財産管理

人間誰しも年を取れば足腰が弱くなり、物忘れが多くなりますが、実は同時に判断能力も衰えていきます。高齢者が、訪問販売で必要以上に大量で高額な布団を購入してしまったり、近所に住む知人に通帳と届出印を預けてしまい、不当に払い戻されてしまったりなどのトラブルも少なくありません。

老人性認知症などの進行により、記憶力や判断能力が減退してしまった場合、そのままでは有効に契約などの法律行為をすることができません。この場合、能力が減退した本人にかわって、本人のために有効な法律行為をする人を成年後見人と言います。

当事務所では、このような高齢者の他、各種の障害などで判断能力が不十分となっている方のために、家庭裁判所に成年後見人を選任してもらう手続きのお手伝いを致します。

また、違法不当に本人の財産が奪われてしまった場合には、早急にその財産を取り戻すことが必要であり、その場合の手続についてもご説明・お手伝いをしております。

その他、当事務所では以下のような相談例があります。高齢者の財産管理や成年後見の手続等でお悩みの方は、是非一度当事務所にご相談ください。

過去の相談例

  • 同居する母の認知症が進行しており、自分で財産の管理ができないので、代わりに私がしています。先日、母が私に宝石をくれると言ったので、有難く頂いて身に着けていたところ、今日には、母は私にその宝石を盗られたと言って、兄に泣きついていました。このままでは、私は、いつ母の財産を隠匿したなどと言い掛かりをつけられるか、怖くて母の財産管理ができません。誰か他の人に財産管理をお願いできないでしょうか。
  • 最近、一人暮らしの父のところに庭仕事や買い物を手伝うと言って近所の中年男性が頻繁にやってくるのですが、どうやら父はこの男性に定期預金の証券を何枚か渡して払い戻しをお願いしたものの、その払戻金の一部が父の口座に入金されずに、この男性の手元にあるようなのです。何とかこの男性からお金を取り返そうとしたのですが、父はこの男性を信用しきっていますので、私たちの説得を聞き入れてくれません。父のお金を取り返すには、一体どうしたらいいのでしょうか。

成年後見、財産管理、介護、遺言、信託

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